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Channel: 吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート
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「マサズ劇場」 その35 SEO

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「懐中時計の修理、と、、あれ、出ないな。 本当だ。 なんでだろ?」
 

先日、船上で釣りの仲間からちょっと気になる指摘があった。
 

潮止まりの時間になって魚からのアタリが遠のき、ちょっと休憩モードに入った昼過ぎ。

 

「そうそう。 この間ネットでマサさんのお店見てみようと思ったんですけど、よく考えたら店名知らなかったんですよ。 マサズパスタイムっていうんですね。 懐中時計の修理って検索したんだけど、みつけるのに結構苦労しました。」
 

「エッ、そうなんだ。おかしいなぁ、、うちは有名店じゃないけど、懐中時計の修理ならすぐに出てくる筈だけどなぁ。」
 

 

釣り竿を置き、スマホで試しにやってみると、、本当に出てこない。
 

ちょっと前まで、1ページ目~2ページ目にトップページが表示されていたのに、いくらめくっても出ない。
 

3~5ページまで進むうちブログの投稿や修理ページは引っ掛かってきたが、、、最後まで 「マサズパスタイム」 のトップページは表示されなかった。
 

 

「なんでだろう。。 それなりに記事の更新もしてんだけどなぁ、、。 順位の上下っていうのは普通にあるとして、、まったく消えて無くなるってのは、、。」
 

翌日、店のパソコンでパチパチやりながら呟いていると、背中合わせに座っていた寺田が言った。
 

「検索順位って、AIロボットが色々と判断して決めてるみたいですけどね。 ヤフーの検索とグーグルの検索では違うロボットなんでしょうから、、例えば中島さんがそっちでやってるのはヤフーですけどこっちのグーグルでやればたぶん、、、あれっ、、あれー、ホントに出ない。 なんかおかしいですねー。」

 

言っておくが、私はネット上で特別な人気者になろうなんて思ってるワケじゃない。
 

でも、初めてのお客さまの大半は、「ネットで検索しました」 という時代。
 

「おじいちゃんの形見の時計、どこかちゃんと直してくれるところないかなぁ」 なんて思っている方に見つけてもらえないようじゃあ困るのだ。

 

・常に記事を更新すること
 

・検索に掛かって欲しい用語、例えば 「懐中時計」 とか 「修理」 を記事内で使うこと

ホームページを製作してくれたエンジニアからのアドバイスはそれなりに実行してきたつもりなのだが、、どうにも解せない
 

確かに、広告や宣伝にお金をかけたことは殆どないが、、これまでは、なんとかなってきたのになぁ。

 

 

「俺、なにかAIロボットに嫌われるようなこと書いたのかなぁ?」

 

「いやぁ、さすがにそんなことはないと思いますよ。 ハハハ。 でも、ホントになんでしょうね、、?」

 

「ブログや記事がつまんなくて、読んでくれる人がいなくなっちゃったとか?」

 

「まあ仮にそういうことがあったとしてもですよ、、急激に消えてなくなるってことはないと思うんですよねー、、。」

 

確かに、ついこの間、一月くらい前はそれまでと変わらなかった筈なのだ。、

 

 

 

「まあ、知り合いに片っ端から聞いてみるわ。 とりあえずは、今まで通りにやりながら様子を見るしかないな。」

 

「そうですね。」 

 

そんなことを言いながら、今もブログを更新しているのだった。

 

 

(続く)

 

 

 

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